理事長挨拶

昨年は自然災害が多く発生し、能登半島地震、能登半島豪雨、宮崎県日向灘地震、鳥島近海に伴う津波、台風による全国的な大雨災害と続き、多くの皆様が被災されました。被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

能登半島では、1月の地震と9月の豪雨と二重の災害となり、私たちの仲間も被害にあいながらも支援活動に奮闘しております。能登半島地震の際、金銭面での支援が一番の助けと考え、当会員の皆様に義援金のお願いをしたところ多額のご支援を寄せていただきました。それを一般社団法人日本環境保全協会を通して被災地に送金しましたことを報告させていただきますと共に心から感謝申し上げます。

埼玉県でも7月31日の大雨、8月29日の台風10号により大雨が発生し、各市町村で被害がありました。毎年起こる災害ですが、当会においては埼玉県清掃行政研究協議会と災害廃棄物に関する協定を締結していることから、保有車両調査・支援体制確認フォームを作成し、迅速に対応できる体制を常に整えております。

さて、環境省と総務省より9月30日に「一般廃棄物処理業務における「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」等踏まえた対応について(通知)」が発出されました。それを踏まえて10月9日には埼玉県資源循環推進課課長名で、各市町村一般廃棄物担当課長・各清掃関係一部事務組合廃棄物担当課長・本庁各課(所)長・各地域機関の長・企業局各課所長・下水道局各課長・教育局各課(所)長宛てに、「一般廃棄物処理業務における「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」等踏まえた対応について(通知)」が発出されました。これらの通知は、私ども市町村委託業者・許可業者にとりまして大変重要で有意義なものであります。当会員が委託及び許可を受けている市町村住民の環境衛生の向上と保全を健全且つ継続的に行ってゆくために、ぜひ皆様に活用いただきたいです。当会としても埼玉県・各市町村行政機関と連携を図ってまいる所存です。

また、令和5年の忘年会の参加者による寄付金と当会本会計より合わせて3月に交通遺児等援護募金をいたしました。これにより、埼玉県交通安全協議会より感謝状をいただきました。会員の皆様へご報告と共にお礼申し上げます。

そして10月には「秋のプラごみウィーク」清掃活動を県庁周辺で行いました。例年にも増して沢山の会員の皆様の参加はもとより、埼玉県資源循環推進課の職員の皆様にもご協力いただき、浦和の街をきれいにすることができました。ご参加された皆様ありがとうございました。

本年も昨年に増して埼玉県各市町村・関係団体の皆様と連携を図り事業を展開して参ります。

理事長
 西野 日出夫

理事長 西野日出夫